武術へのチャレンジ
〜傳統詠春拳で新たな自分を見つけてみよう〜
かっこいい自分を見つけてみませんか?
女性によって創始された、至近距離での直線的な動きを主とした中国武術です。力を必要とする技ではなく、接近戦に使用する技なので、障がいを持つ子どもには体験しやすい武道の一つです。一つでも技を覚えれれば、かっこいい自分を発見できるはず!
対象 : 身体・心身に障がいを持つ小・中学生
日時 : 2020年2月22日(土)
10:00−11:00 (9:45開場)
場所 : 品川区大崎周辺 (詳細は後日お知らせします)
参加費: 会員3,500円 非会員4,500円
(いずれも施設使用料込)
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ちょうどコロナウィルスが流行り始めた頃で、残念ながら参加者は2人でした。でも、元気に二人とも登場してくれましたよ!!
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武道の基本は挨拶からです。先生とお互いに挨拶をしてから始めます。これが最初にできると、みんなかっこいいです✨①。
最初の立ちポーズから教えてもらいます。足を肩幅に開いて、両手を自分の目の前に構えます。右利きの人は、右手をすぐ目の前に置いて左手はその前になります。肩の力は抜きますよー②。
基本的に手の位置は、自分の中心を守利ます。すると相手が攻撃してくると、自分の急所は外れるように攻撃を交わすことができます。この練習もしましたね。理屈はわかりますが、実際に受けるとなかなか難しい③。
相手が蹴ってきた場合も想定して受けを練習しました。相手が右側から攻撃してきたら(相手の左足)、右足を軽くあげて受ける。逆に左側から攻撃してきたら(相手の右足)、左足を軽くあげて受ける④。練習だからお互いに加減してますが、とっさに攻撃を受けると相当痛いんだろうな、ということも実感しましたね。
一番最後に学んだのは、「反撃」です。相手の攻撃を交わしている中で、必ず急所が生まれます。スキですね。このスキを狙って、かわした手で相手を外側に押します。すると、相手の横に立つことができるので、その瞬間に急所である首元(あごの下)を狙ってパンチを連打!!!!!⑤⑥
この一連の流れを何度も練習します。何度も練習してどういう動きをするとどういう流れが生まれるのかを体に覚えさせるんですね。
武道は、コアマッスルを鍛えるのにとても優れた運動だと思います。難しいことをする必要はありません。ゆっくりとパンチの練習をすれば良いし、交わす体制もどの位置に足を置くのが一番バランスが良いのか、と何度でも練習をします。
最後はもちろん、挨拶で終わりますよ。きちんと講師に、そして練習を一緒にした仲間に尊敬の念を込めて「ありがとうございました!」と挨拶をして終了になります⑦
参加者さんは少なかったですが、とっても面白かったです。二人の目がどんどんキラキラしていくのがそばで見ていて分かったし、終わった頃にはとっても自信に満ちた立ち方をするようになっていました。
こういうことを繰り返して、自分に自信を持っていって欲しいなと心から思える教室になりました。
講師をしてくださった石坂さんには本当に感謝です!!
ありがとうございました!!
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武術教室指導者の紹介
石坂 聡
Ishizaka, Satoshi
講師は、傳統詠春拳日本支部アシスタントインストラクターで、白金台教室責任者の石坂さんです。様々な武術、武道を学んできて、武術歴は実に20年以上。 https://asiancaesars.com/wingchun/
お師匠は、フレディー・フォング師父で今現在アジア全域で詠春拳を広めるために活躍されています。実は、その彼のさらなるお師匠のグランドマスター ウィリアム・チェンは、ブルース・リーと親しい友人関係にあったそうです。
みなさんの知っている映画スターも、実は詠春拳の影響を受けた人がいるかもしれませんね。