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OluOlu通信
023
​2021年7月
ちょっとくらいの雨なんて!
 すっかり梅雨入りしましたね。今年の関東地方の梅雨入りは例年よりも1週間ほど遅かったようです。ただ、他の地方は例年よりも早かったり、雨量も多かったりしていますね。世界的に続く異常気象。湿気は多くても、気温が上がらなかったり。突然熱くなったり。
 でもOluOluの仲間は、ちょっとくらいではへこたれませんよ!今月も元気に練習ができました!

 6月6日の参加者は、なんと9名!コーチ2名に、見学に来てくださった理学療法士の先生、学生ボランティアの皆さんが3名ととても賑やかにできました。広いフットサルコートなので、これくらいの人数がいても、いっぱい駆け回ることができて良いですね。

​ しっかりとストレッチをして、コートを2周ほど走りました。この時点で「疲れた〜」と言って、小さな円を描いて走ってる子もいましたね。疲れっちゃったの、誰だ〜? 

 この日の最初の練習は、ボールといっぱい触れ合うこと

1)上に投げて(真上に投げらるとキャッチしやすいよ)

2)投げてる間に何回手を叩けたかな?

3)ボールを足の爪先から踵を使ってコロコロ。左右の足を入れ替えてもできたかな?

4)ボールを膝や足首の間に挟んでジャンプ!

​みんなとてもボールの扱いが慣れてきているようです。上に投げるときは、投げる高さ、手を叩く速さ、ボールを受け止める位置など考える部分が多いですね。それでもみんな今までの練習の成果がたくさん見えていて、上手にできていました。足の裏でコロコロさせるときは、ボールの感触をきちんと全体でわかるように意識したりしましょう。

今日のメニューをチェック!

長い距離のパス。距離を出すために、大きく足を振り上げています。かっこいいぞ!

 次に、ペアを組んでボールのパスをしました。

 最初は短い距離から、そして長い距離へ。距離を蹴れるだけでなく、蹴る方向もきちんと意識して蹴れている子が多かったです。ただ、どうしても気になるのが、蹴る前に、仲間の名前を呼ぶこと。名前を呼ぶ癖をつけておくと、試合中にパスが通りやすくなります。自分自身にとって、より明確に目的意識をつけることができるようになりますね! 

 そして、ドリブルからのシュートの練習!ジグザグに設置されたコーンの間を通って、ゴールまで持っていきます。長い距離をドリブルするのは、集中力が必要。大きくボールを蹴るのではなく、ちょこちょこと触りながら目的のラインまでボールを運びます。

​ それにしても、みんな上達が感じられます。難しい技術が要求されると真剣さと集中力が増すのでしょうか?とても集中して取り組みました。ゴールを決める確率もとても高かったように見えました。

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ちょこちょこドリブルは、すでにお手のもの

 この日は、いつ雨が降り出すかわからない状況だったので、小まめな水分休憩をはさみつつも、テンポよく進めました。さあ、試合!となると他のメニュー以上に張り切る子ども達が多く、スムーズに試合開始です。

​ どちらが自分のチームのゴールで、どちらに攻めていけば良いのか、ということを混乱することもほとんどなくなりました。試合の白熱具合はいつもと変わりなく、シュートやパスがうまくいけば歓声が、何かを失敗すれば悔しそうな声と表情がみられました!どれも子どもたちの素直さがみれて眩しいです。

 

欲を言えば、仲間の誰にパスをしたいのかを声に出すことを心がけて欲しいなと思います。コーチに、「◯◯君あいてるよ!」と言われても、きっとどこにいるかわからないと思います。目の前にあるボールに夢中ですからね。でも、誰かに任せること、信頼することも大きな能力になります。そして、ボールの周りだけではなく、少しだけ遠くを見るという心がけもサッカーだけでなく、生活においても役に立つスキルになります。少しの心がけで全く見える世界が変わってくると思います。

 また、試合に参加することに難しさを感じるお友達もいます。スタッフも声がけを心がけますが、仲間から声がかかるときっと気持ちが全然違うと思います。パス練習の呼びかけと同様に、お互いに声をかけることをもう少し意識すると、OluOluがさらに素晴らしいチームになっていくと思います。

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誰がボールを取りに行く!?

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次の指示を聞いています

 6月26日は、5人の仲間と一緒に練習!梅雨の晴れ間となったこの日。暑いけど、OluOluの仲間は元気です!そしてこの日は久しぶりに公園で行いました。理学療法士の卵の学生の方が新たに参加してくださったのと、学生ボランティアの皆さんも元気に参加してくれました。いつもありがとう!

 久しぶりの公園での練習はフットサルコートとは異なる広さと雰囲気ですが、以前頻繁に開催した場所は、やっぱり落ち着くな、と思うのは私だけではないはずです。

 ウォーミングアップのドッジボールがとても楽しそうでした。​普段、学校などでは、なかなかドッジボールに参加をしないという子もいましたが、「楽しい!もう一回やろう!!」と大きな声ではしゃいでいましたね。

今日は公園で練習

 この日は暑かったので、水分補給はしっかりと!熱中症対策で準備している衣類用冷却スプレーを服にかけると、「涼しいー!!」と言って喜んでました。

 今日のメインの練習は、公園の空間の特徴を使って、Uの字のドリブルサーキットからのシュートをしました。​

 長方形の空間をジグザグで行くのと違って、Uの字のジグザグはかなり慎重さが求められます。Uカーブを曲がり切ると、コーチが待っているのでパスをし、さらにパスを返してもらってから、ゴール近くにボールを持って行ってからシュート!!

 スピードがあるとボールがすぐ ”U” の外に行ってしまうので、ボールのコントロールは丁寧にする必要がありますね。

 子ども達は、色々な注意点があるにも関わらず、とても上手に練習をこなすことができました。また、「前の子が終わるまで待つ」という指示を全員がきちんと聞いてくれていたのは、とても良いことだとスタッフ全員が思いましたよ。

​ 色々な場面で「スポーツマンシップ」の精神に則った行動をしてくれる子どもたちをとても誇りに思います。

慎重にボールを運んできます。その後にシュート!

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スローインのやり方もずいぶんとスムーズになりました。チームメイトはボールがもらえる場所に移動して、声をかけましょう!

 公園でも、フットサルコートでも、その日参加している仲間が誰でも、新しいスタッフがきても、とても臨機応変に対応してくれる子どもたちを頼もしく思います。

7月中は、近隣のCPサッカーチームを訪問して、レッスンに参加するというワクワクな企画があります!その様子は、次回のOluOlu通信をお楽しみに!

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 【ボランティアの皆さんとOluOlu

 OluOluでは毎回ボランティアスタッフの皆さんが一緒に活動してくださっています。現在は主に法政大学のボランティアサークルの学生の方々が来てくださっています。新型コロナウイルスが流行する前は、立正大学ボランティアサークルの皆さんや地域の方、品川区のボランティアセンターの紹介の方も参加してくださっていました。現在は、新型コロナウイルスの感染状況など、それぞれのご事情でご参加が難しい状況が続いていますが、多くのみなさんから応援のメッセージも届いています。本当に嬉しい限りです。

 OluOluのCPサッカー・障がい児サッカー教室はボランティアスタッフの存在なしでは成り立ちません。毎回、さまざまな個性の子たちがサッカーの練習を楽しみに来ます。その子たちに安全に、そして彼らのペースに合わせて思う存分楽しんでもらいたい思った時、活動をサポートしてくれる人が多くいることが重要になります。

 利点はそれだけではありません。さまざまな立場のボランティアスタッフの皆さんが補助をしてくれることによって、子どもたちにとってはコミュニケーションや、それまで知らない世界を知る機会になり、ボランティアスタッフの皆さんにとっても、それぞれの立場や個性が、と相まって将来を考える上でのきっかけになるなど、とても良い相乗効果を生み出し、短い1時間の練習がとても充実したものになっています。

 前回の練習で、参加児童の保護者の方の一人がこのようなことを仰っていました。

 「理学療法士になろうと一生懸命勉強している学生さんが、OluOluのような団体に来て、何かを学んでいってくれることがとても嬉しい。そういう人たちがすぐに社会に出て、ここで体験して感じたことを直接役立ててくれると思う。子どもたちや保護者の状況に寄り添おうって思ってくれるんだろうな、って感じられて、嬉しいね」って。

 とても心に響いたので、すぐにその日に来てくれた彼女に伝えると、「はい。がんばります。」とはにかみながらもしっかりと返事をしてくれました。

 こういった気持ちややりとりは、普段の生活で多く感じられるかというと、残念ながらそうではないでしょう。OluOluの輪から一歩出ると、多様性を持つ子どもたちと一緒に行う活動を通して、相互の理解を深めることができるという環境は多いとは言えないからです。

OluOluのホームページ内「企業協力」のページでもこの想いを書いていますが、私たちはこのように考えています。

″「知らない」ことがもたらす知らんぷり。「知らない」から想像できない気持ち。「知らない」から踏み出せない一歩。「なんとなく自分とは違う」という理由で知ろうとしてこなかった相手は、実はあまり「自分と違わない」のかもしれません。「知らない」を「知ってる」に。そのちょっとした変化と気づきが、社会をより一層、風通しの良いものにすると、信じています。″

 だからこそ、OluOluの活動を少しでも多くの人が知ってくれて、一人でも多くの人が関わってくれればいいなと思います。子どもたちは、社会全体で育てていくもの。一人一人の子どもたちが、のびのびと安心して成長していける社会作りに、OluOluが少しでも貢献できればと思っています。

 

 

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​子ども達は、大きいお兄さん・お姉さんが大好き!!憧れの存在です。